前回の続き。
バウムテストが終わって次はSCT。
文章完成法テストとも呼ばれるもので、未完成の文の続きを自由に書いて完成させることで深層心理や性格などを判断するという検査です。
今回はそのSCTを受けたときのお話。
※検査に関する記事を読む際はまずこちらの記事から注意事項をお読みください。
私が受けた4つの検査がどのようなものかを知りたい方はこちらの記事から。
⇒私が受けた検査と簡単な説明。|心理検査と知能検査編②
診断されるまでの話をはじめからお読みになりたい方はこちらからどうぞ。
⇒私が病院で発達障害の検査を受けようと思った理由|きっかけ編①
なぜか涙が出る
SCTはセンター試験とかの問題みたいな冊子になっていました。
問題は全部で60問。
問題数は多いのですが、「私は~」とか「母が~」とか書かれている文の続きをひたすら書いていくだけなので簡単です。
ざっと調べてみたところ、宿題として家でやってくるよう渡される人もいるみたいですね。
私はバウムテストと同じで今回も心理士さんにじっと見られながらのテストでした。
おそらく検査に取り組んでいる様子なども見るためだと思いますが、見られながら作業するのって緊張しますね~。
手が震えます。
ただ口頭で話すのはまるでダメな私ですが、書くのは好きなのでSCTは比較的スムーズに進みました。
「あまり悩みすぎないでぱっと思いつくまま書いてくださいね~」と言われたので黙々と鉛筆を動かし続けて半分を過ぎた頃。
唐突にポロポロと涙がこぼれました。
悲しくもなかったのに急に涙が出てきて「あれ?なんでなんで~」と動揺。
思っていたより疲れていたみたいです。(疲れで涙が出ることはよくあるので)
慣れない場所で朝から緊張しっぱなしだったので限界を迎えたのかも。
心理士さんが「大丈夫ですか?無理しないでくださいね、きつかったら中断しましょう」と言ってくれたのですが、
もうすぐ終わりだったし気持ち的には大丈夫だったのでティッシュだけもらってそのまま続行しました。
あとで調べたら、SCTの刺激文(もともと書いてある部分)は家族に関することが多いので、家庭環境に問題を抱えている人は動揺しやすい傾向にあるそう。
私は複雑な家庭で育ち、アダルトチルドレン(AC)の問題も抱えているので涙が出たのはそれもあるのかもしれませんね。
次回でやっと病院1日目が終了。
次の記事へ>>>これにて病院1日目終了~!かかった費用と時間など。|心理検査と知能検査編⑥